ワインペアリング〜ハンバーガー編〜
お疲れ様です。最近はすっかり涼しくなってきましたね。食前酒に少し甘みのあるスパークリングワインも美味しくなってきたのではないでしょうか?
ワインは料理に合わせるというのはよく聞くことかも知れませんが、季節性も考慮することを忘れてはなりません。
例えば、夏の暑いときに食前酒に甘さのあるスパークリングワインを出されると甘ったるく感じてしまうかも知れません。反対にドライでキリッと酸が効いている方が好まれる方が多いと思います。
今回はワインと料理のマリアージュの考えを僕なりに具体化してまとめてみました。よろしくお願いします。
はい、ハンバーガーです。まさかの変化球気味のチョイスですが、考えていきたいと思います。
ハンバーガーはMunch's Burgerの2MCWバーガー。内容は厚切りのオニオン、肉々しい赤身肉のパティ2枚、チェダーチーズとモッツァレラチーズが2倍入ったボリューム満点見た目満点のハンバーガーだ。
ここでポイントを上げると、どの材料がこの料理の中で主役になってくるのかということ。何が支配的になってくるのか考えなる。
ポイントを上げよう。
・チーズで油脂分が多い
・全体的に重たい
・お肉は赤身肉のみを使っていて肉々しい
皆さんお気づきかと思われますが、結構重たいので白より赤の方が合いますね。それではどのような赤が合うんでしょうか。
油脂分で考えてみましょう。基本的に料理の重さ(ここでは油脂分)とワインの重さ、タンニン(渋み)を合わせていきます。たっぷり脂分のあるチーズがコーティングされた厚めのハンバーグですから、タンニンが豊富なブドウから作られるワインが良いですね。
具体的にはカベルネ・ソーヴィニヨンでしたり、多少温度の高い地域で育てられるブドウのムールヴェードルとかでしょうか。温度の高い地域は熟しやすいのでブドウの皮が厚いものも採用されやすい。その為、タンニンが高くなったりするわけです。
このようにどのようなワインが合うのかを予想していくわけです。
他には産地で合わせるやり方なんかもあります。フランスでは有名な料理は大体どっかの郷土料理だったりしますので、料理の地元のワインにしてあげるとよく合うものです。
以上がハンバーガーを食べながら考えたワインの選び方です。
まぁ特に正解があるわけでもないので、色々な組み合わせを試してみて自分がいいと思えたものが1番だと思います。
おしまい
デートでのレストラン戦略
前回はレストランでのワインの選び方について、ざっくり考えました。今回もワインに触れて品種とかについて書こうと思ったのですが、最近読んだ本のアンジャッシュ渡部さんの『大人のための「いい店」の選び方の極意』を読んで学ぶことがあったので、もう少しマクロな視点でレストランに触れていこうと思います。よろしくお願いします。
ところで、あなたはデートのとき何を1番意識しますか?話すことや着ていく服、それともお店でしょうか。どれも大事ですね。
私は昔、デートのお店なんて変なところじゃなければどこでもいいと思っていました。
もちろん食べ物がとても好きな人でしたら何か仕掛けがあるところを探したりしていましたが。興味の薄い人にあれこれ考えてもかえって気を遣わせてしまうような気がしていたからです。
しかしどんな人もその場の雰囲気には影響されます。映画の中でBGMを変えて物語の雰囲気や臨場感を演出するようにお店の色を変えてデートの雰囲気をデザインするのです。
デートに適した雰囲気のお店とは。
①王道で攻める
それでは雰囲気がいい感じのレストランとはどういったところなのでしょうか。
~以下引用~
会話を盛り上げなくてはいけない 、いい雰囲気にしないといけないなど 、いろいろ気を遣わなければいけません 。そんな場合に 、静かな雰囲気の落ち着いた店を選択してしまうと 、食事中ずっと緊張して気配りして 、店を出たときにはどっと疲れてしまいます 。そんなときには 、王道でありつつしかけの面白い 、適度に活気がある店を選ぶと間違いありません 。無理に会話を盛り上げなくても 、店の雰囲気だけで盛り上がる店は本当に楽です 。
『大人のための「いい店」選び方の極意』-渡部建
~引用以上~
このように場の空気を利用してあげます。自分の話術だけに頼るよりも、こうして場を上手く利用する方がレバレッジがかかり、楽に楽しませることが出来るのですね。
②緩急をつける
さて、2回目のデートですが次はどのようなレストランにしましょう。やはり1軒目と同様に王道で攻めるべきなのでしょうか。
しかし、残念ながら2回目のデートでそれをしてしまうと『チッ、またかよ。』となり、心と股は閉ざされ、ラインはブロックされ、記憶の彼方に忘れ去られてしまう可能性があります。
ここで渡部さんはこう言っています。
~以下引用~
女性は同じようなものが続くことを嫌がります 。だから 、デ ートは緩急をつけることがすごく大事です 。バシッとグランメゾンやリストランテで食事 、というのは誰でもできますが 、その次が重要 。あえてハズして変化をつけると楽しんでもらえます 。
(中略)
焼き鳥 、ラ ーメン 、焼肉など 、ベタなジャンルで誘ってハ ードルを下げておいて 、でも実際に行ってみたらすごくおしゃれな店だったり 、意外なコ ース仕立てだったり 、常識や固定観念を覆すパタ ーンであったら効果的ですし 、実際にそういう店は増えています 。
同じようなところばかり連れて行くと刺激がなく 、女性に嫌われるパタ ーンですので 、デ ートではこうしたギャップを上手く演出するのがコツです 。
『大人のための「いい店」選び方の極意-渡部建』
~引用以上~
かっちりした店→ちょっと外した大衆店へ
賑やかなお店→落ち着いた雰囲気のあるバー
このように変化をつけることで、相手に『次はなにがあるんだろう!』というワクワク感も味わってもらえそうです。渡部さんは「緩急」と言っていますが、モテる人は猫のような「不確実性」がありますよね。
デートでは対話の内容の他にも、相手と自分の置かれている状況や場の雰囲気など様々な要因が絡み合っています。そこでお店選びを疎かにしてしまうのは少しもったいないですよね。
東京には本当に多様なお店があるので、相手に適したお店選びで楽しませることを楽しんでください。
おしまい
レストランにおいてのワインの楽しみ方
食事を楽しまれる時、古の時代からお酒は切っても切り離せないものです。レストランに行き、メニューに目を通す。ビールやカクテル、中でも1番わかりづらく種類が多いのがワインだと思います。何を頼めば良いのかわからない…。
しかしこれがわかると食事の楽しさ、美味しさが一段も二段も底上げされます。今回はレストランにおけるワインの楽しみ方について考えていきたいと思います。
①全体の構成を考える
楽しめるお酒の量は人によって様々です。コースは何皿なのか、どの程度の時間で食べるのかを見据えた上で何杯飲めるのかを見極めます。
料理内容がわかるのであれば、白→白→白→赤の様に種類を考える材料にもなります。
②料理に合わせてワインを決める
ここからは少しぶどうや産地の知識が必要になります。料理とワインには相性があります。これは単に足し算のように単純なものではありません。
恋愛市場では、様々な性格の男女がそれぞれの性格に基づいた欲望を満たすために互いを求め合います。その関係性によって個々の仕事に対するモチベーションが上がることで、スキルが上がりその業界での価値が高まることもあります。その反対に、嫉妬心からお互いを制限し合い可能性を潰しあってしまうことすらあります。
料理とワインの相性も一緒です。合わせることをマリアージュと言いますが、あなたはそれぞれを引き立てるキューピット役になってあげましょう。
考え方としては以上になります。
料理とのマリアージュに関しては、これといった絶対の答えはありませんし、合わせ方も1つではありません。
後々紹介していきたいと思います。
おしまい